ムスタングベース友の会!

ムスタングベースを使いこなす研究ブログ

ムスタングベースを乗りこなす(その3)

ムスタングベースを乗りこなすために。

その3です。

 

これまでには、張力の強い弦を使用すること。弦高を高くセッティングすること。ピック弾きすることを書いてきました。

ムスタングベースを乗りこなす(その1) - ムスタングベース!

 

ムスタングベースを乗りこなす(その2) - ムスタングベース!

 

ここからは機材の話になります。

 

足元強化!

…といっても、大それた話じゃありません。

せめてアンプ直結にこだわることをやめて、最低限はエフェクターを活用することが近道でしょうか?

 

ムスタングベースの特徴

  1. 低音が出過ぎる
  2. 音の輪郭、アタックが少ない

 

これは欠点とも言えず、個性でもあります。

ソウルやファンク、オールドロックをやるのに向いています。歌謡曲もです。

モコモコサウンドが得意なんです。

 

ムスタングベースが苦手とする、J-POPは…

  1. ドンシャリ
  2. アタックがあり、ギラギラしている

この方向性に持って行けば良いだけです。


ピックアップ

ムスタングベース搭載のピックアップは、弦に対してポールピースが1本ずつの構造となっております。

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これが影響していると思いますが、音の輪郭がハッキリしないモヤモヤした音色となります。


最新設計のベース。例えばアクティブジャズベースに負けてしまう理由は、ピックアップの性能が少なからず不足していることが原因でしょう。

 

そのため、次に紹介するようなプリアンプを使用します。

 

キャラクターを変えるプリアンプ

音がガラッと変わるプリアンプを使用します。

 

いわゆる原音重視では、あまり効果が期待できませんから、あえてキャラクターに影響する機種を選択します。

 

昔から有名なサンズアンプ。

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よく「サンズアンプの音」と言われますが、それくらい個性の強いプリアンプです。

 

さすがのムスタングベースも、サンズアンプの音色に影響されると推測されます。

 

それから、最近は主流になりつつあるダークグラスも良いですね。これも個性あります。

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どちらも、いわゆるドンシャリになるプリアンプです。

 

中域と低域の塊みたいなムスタングベースでも、おそらくドンシャリにできるはず?です。

 

個性的なプリアンプを使用すれば音色の傾向を変更できると推測しております。

 

マルチエフェクター

予算がない。

荷物を少なくしたい人には、マルチエフェクターも良いと思います。

 

新しくZOOMから、MS-60B+が発表されましたね!良いと思います。

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他にもイコライザーを使うとか、コンプで持ち上げる、思いきり歪ませてしまうなどあると思います。

 

私が使用しているエフェクター

私か現在使用しているエフェクターは、これです…といってもバンド練習はアンプ直結だったのですが。

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サンズアンプのスティーブ・ハリスモデルです。

チューナー付でコンパクトで便利です。

 

ZOOMのマルチを持っていたのですが、結局チューナーと歪みしか使わない。最新のマルチでもスタジオでハッキリ分かるくらいに音痩せする。

チューナー付いたサンズアンプだったので購入しました。

Tech 21 Steve Harris SH1 Signature SansAmp - YouTube

お気に入りです!

ティーブ・ハリス師匠ですから!

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…これでさえも面倒くさくて、アンプ直結でやってました(苦笑) アンプ直結はセッティングが楽で、1分で終わるからです。

 

エフェクター使う場合、電源とシールドが増える。さすがに1分で準備できない自信があります…。

 

しばらくお待ちください

…以上ですが、実はムスタングベースはリペア中で手元にありません。

 

一旦保留の宿題とさせていただきます。

ムスタングベースを活躍させる課題は、弾き方はもちろんですが、アンプや足元の音作りで何とでもなりそうな気もします。音作りですね。

 

実際、ムスタングベースを弾きこなしているベーシストさんはたくさんいますから。

 

リペアから戻り次第、試してみたいです。