ムスタングベースは大きく分けて、2種類あります。
裏通し
一つめは、オリジナルのムスタングベース。
こちらは、裏通しとなっております。ボディの裏から弦を通すスタイルですね。
そのため…
ミディアムスケール用の弦
を使用することとなります。
ショートスケール用は短くて足りません。
逆に、ロングスケール用は張れます。
楽器がショートスケールなのに、ミディアムスケール?間違えやすいです。
表通し
近年新しい設計で発売されているタイプ。
弦はショートスケール用です。
理由は、裏通しじゃないからです。
間違えないでくださいね。
ただ、おそらくこちらもロングスケール用が使えるはずです(自己責任でお願いします)。
今回の記事は、スタンダードな裏通しムスタングベースに対しての紹介となります。
フェンダー弦
いきなりですが、イチオシはこれです。
フェンダー純正弦!
現行品ムスタングベースに張られている弦です。ロングスケール用45-105となります。
オススメの理由
- 安い
- パワーがある
- どこでも買える
- 普通
はい!理由は以上です。
この記事を書いてる2024年、ベース弦がめちゃくちゃ値上がりしています。3000円以上は当たり前!消耗品にこの値段は大変!
しかし、フェンダー弦は2000円ちょい。
現時点ではAmazonが一番安くて、2270円。
品質はダダリオ製なため、ほぼダダリオです。
更にスチール弦のため、ピックアップに良く反応して、パワーがあります。Amazonでもサウンドハウスでも、楽器店でも置いてあります。
弾き心地も良く、音もスタンダード。
ザ・フェンダーベースの音色です。
迷ったら、コレ!
110
ムスタングベースの4弦105は、
ロングスケールの100くらいに緩くなります。
そのため半音下げなどをした時に、弦が暴れます。
そんな時には、こちらです。
4弦が110になっているセットです。
これを張れば、芯のある音になります。
ブラックナイロン弦
次にオススメするのは、前回も紹介したブラックナイロン弦です。
理由は…
- 音がムスタングベースにピッタリ!
- 長持ちする
- フレット減らない
以上です。
フラットワウンドほどモコモコせず、割とオールラウンダーです。更に弦が暴れるのを抑制できます。ナイロンコーティング効果でしょう。
更に長持ちです!
2年くらい平気で張りっぱなしにできる。
お値段が高いのですが(8000円近く)、元は取れます。
そして、フレットが減りません!
ナイロンだから削れない。
ただし、弱点があります。
それは「弦アースが取れない」ことです。
次回は、弦アース対策について紹介します。