ムスタングベース友の会!

ムスタングベースを使いこなす研究ブログ

GHS 3070 Brite Flats

今回は、ブロンコベースに張った弦の経過と感想です。

ブロンコベースの弦 - ムスタングベース友の会!

 

GHS Brite Flats Short Scale

ブロンコベースに、ガスのブライトフラッツという弦を使用しています。

 

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この弦は、いわゆるハーフラウンド。

ラウンド弦とフラット弦の中間です。

ラウンド弦を研磨してあります。

 

太さは、 049、.062、.084、.108。

ショートスケールの弦では、太めです。

 

前回も紹介しました様に、バランスが良いです。

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そして張力、特に4弦がしっかりしています。

 

張力がしっかりある

一般的なロングスケールの4弦が、34ポンド(15キロ)から40ポンド(18キロ)あります。

 

しかしショートスケールの4弦105は、例えばダダリオでも29.65ポンド(13.5キロ)しかありません。これが輪郭がボヤける原因、弦が暴れる理由です。弱すぎるのです。

 

ブライトフラッツの4弦は、35.5ポンド。

16キロあります。

ロングスケールと同じくらいの張りが保てます。

 

ちょうど良い長さ

ブロンコベースにちょうど良い長さです。

おそらく、ムスタングPJなど表通しのショートスケールにもピッタリなはずです。

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音色

すごく良い!

です。

この方のレビューに同意します。

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  1. ロングスケール並の、しっかりした音が出せる
  2. 弦が暴れない
  3. 低弦高にできる
  4. フィンガーノイズがない

 

残念ながら、スラップだけは向いてません。

出来なくはないけど、独特なスラップになります。バコッとしたゴツい音色ですね。

ピックや指弾きの人向きです。

 

手触りが独特

最初は「これ…ダメかも?」と違和感を感じたのが手触りでした。

 

いわゆるヤスリです。

ザラザラしているんです。

 

3日で馴染みました!

 

慣れたら最高!

新品時のザラザラが弾いてる間に、取れてきました。だんだん滑らかに。

 

いわゆる弦を擦るキュッという音(フィンガーノイズ)が出にくいため、慣れたら弾きやすい弦です。

 

フラットワウンドみたいに、指にくっつく摩擦抵抗もありません。ザラザラしてますから。

 

試しに弦高を1.5ミリまで下げましたが、ビビりません。1音下げにしても、輪郭のある音が出せます。

 

M3075 3065

ロングスケール用のM3075、

ミディアムスケール用の3065もあります。

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ですから、ムスタングベースにも試そうと考えています。

 

寿命

寿命は、すでに死んだラウンド弦と同じですから、フラットワウンド同様に切れるか?錆びるまで使えると予想します。

 

好みにもよりますが、1年くらい行けるのでは?

お値段やや高めだけど、損はしないはずです。

 

ぜひ購入してみてください!