今回は、ブロンコベースに張った弦の経過と感想です。
GHS Brite Flats Short Scale
ブロンコベースに、ガスのブライトフラッツという弦を使用しています。
この弦は、いわゆるハーフラウンド。
ラウンド弦とフラット弦の中間です。
ラウンド弦を研磨してあります。
太さは、 049、.062、.084、.108。
ショートスケールの弦では、太めです。
前回も紹介しました様に、バランスが良いです。
そして張力、特に4弦がしっかりしています。
張力がしっかりある
一般的なロングスケールの4弦が、34ポンド(15キロ)から40ポンド(18キロ)あります。
しかしショートスケールの4弦105は、例えばダダリオでも29.65ポンド(13.5キロ)しかありません。これが輪郭がボヤける原因、弦が暴れる理由です。弱すぎるのです。
ブライトフラッツの4弦は、35.5ポンド。
16キロあります。
ロングスケールと同じくらいの張りが保てます。
ちょうど良い長さ
ブロンコベースにちょうど良い長さです。
おそらく、ムスタングPJなど表通しのショートスケールにもピッタリなはずです。
音色
すごく良い!
です。
この方のレビューに同意します。
- ロングスケール並の、しっかりした音が出せる
- 弦が暴れない
- 低弦高にできる
- フィンガーノイズがない
残念ながら、スラップだけは向いてません。
出来なくはないけど、独特なスラップになります。バコッとしたゴツい音色ですね。
ピックや指弾きの人向きです。
手触りが独特
最初は「これ…ダメかも?」と違和感を感じたのが手触りでした。
いわゆるヤスリです。
ザラザラしているんです。
3日で馴染みました!
慣れたら最高!
新品時のザラザラが弾いてる間に、取れてきました。だんだん滑らかに。
いわゆる弦を擦るキュッという音(フィンガーノイズ)が出にくいため、慣れたら弾きやすい弦です。
フラットワウンドみたいに、指にくっつく摩擦抵抗もありません。ザラザラしてますから。
試しに弦高を1.5ミリまで下げましたが、ビビりません。1音下げにしても、輪郭のある音が出せます。
M3075 3065
ロングスケール用のM3075、
ミディアムスケール用の3065もあります。
ですから、ムスタングベースにも試そうと考えています。
寿命
寿命は、すでに死んだラウンド弦と同じですから、フラットワウンド同様に切れるか?錆びるまで使えると予想します。
好みにもよりますが、1年くらい行けるのでは?
お値段やや高めだけど、損はしないはずです。
ぜひ購入してみてください!