ムスタングベース?
最初に、ムスタングベースがどういった楽器なのか?について、簡単に説明します。
1966年にショートスケールのギター「ムスタング」のベース版として発表されました。
レオ・フェンダーがフェンダー社で、最後にデザインしたエレクトリックベースです。
ショートスケール
最大の特徴は、ネックが一般的なベースより短いショートスケール。
具体的には、同じフェンダーが作ったジャズベース、プレシジョンベースが34インチなのに対して、30インチ。約10センチ短いベースです。
ちょうど、ロングスケールのベースとギターの中間くらいの長さになります。
体感では、ロングスケールの3フレットが、ムスタングベースの1フレットに位置する感覚です。
スチューデントモデル
ムスタングベースは、スチューデントモデルとして誕生しました。
スチューデントモデルとは、学生さんが初めて手にする楽器のこと。いわゆる初心者モデル、廉価版といったところでしょうか?
しかし、ここに誤解が生まれる原因があります。
これについては、次回説明します。