今回は、ムスタングベースの派生モデルでもある(ブロンコベース)について書きます。
ミュージックマスターベース
50年代からフェンダーには、スチューデントモデルのギター「ミュージックマスター」というギターがありました。
それの相方が「Fender Musicmaster Bass」です。
ミュージックマスターベースがなくなり、 スクワイアブランドから発売されたのが、「Bronco Bass」です。
ブロンコベース
2024年現在では、画像の3色が売られています。
お値段も安く、軽量で愛らしい見た目で人気があります。ムスタングベースの弟分(妹分)的な立ち位置になっています。
紹介動画
現行品ブロンコベースの紹介動画です。
3:44あたりから登場します。
Exploring the Squier Sonic Series Bass Models | Fender - YouTube
レビュー動画です。
Squier Sonic Bronco Bass. Review. - YouTube
特徴
特徴。特にムスタングベースとの違いを紹介します。
- シングルピックアップ
- ブリッジ(表通し)
- ピックガードの形状
シングルピックアップ
まず最大の違いがピックアップです。
ムスタングベースは、スプリットコイルです。
プレベみたいなピックアップですね。
ブロンコベースは、ギターのピックアップです。
画像はビンテージのミュージックマスターですが、ストラト用のピックアップが使われています。
このことから、ブロンコベースの方が輪郭のあるスッキリした音色になります。またストラト用のピックアップが使えますから、色々なカスタムができます。
有名なのは…
レースセンサーピックアップを載せる
シングルハムバッカーを載せる
です。
ブリッジ、ピックガード
ブリッジが一般的なタイプですから、ショートスケール弦をトップローディングして通します。
ピックガードは、ストラトみたいにコントロール部と一体になっています。このスタイルは、ムスタングベースより改造がしやすいですよね。
ムスタングベースと比較して
実際にブロンコベースを使用したことがないため、あくまで推測です。以下のメリットを感じられます。
- 輪郭がある抜ける音色になる
- 軽い
- 安いこと
ムスタングベースは、以前にもお伝えしたようにモコモコした音色が得意です。
その点、ギターのシングルピックアップ搭載のブロンコベースは、出過ぎる低音を抑えられたスッキリ輪郭のある音色が出せるんじゃないか?と推測します。
またムスタングベースは、現代の軽量なベース(サドウスキーやWarwick)などと比較したら重めです。もちろん軽い個体もありますが、ヘッド落ちします。3.8キロ以上は欲しい。ブロンコベースは、それより軽量になるんじゃないかと思います。
そして、何よりも安い。
現在売られているムスタングベースは、スクワイアの楽器が6万円以上。フェンダーは18万円します。
ムスタングベースに興味あるけど、高い…。
そんな方にオススメできます。
実際、魔改造になりますが…
ムスタングベースのピックアップを載せれます。
Squier Bronco bass mods Ep.18: Installing Mustang bass pickups! Nordstrand NM4 - YouTube
以上、今回はブロンコベースの紹介でした。